マイドキュメントをOneDriveから通常の場所に戻す

開発用のPCが「メモリーが足りなくてシェルが起動できません」(原文は英語)とかアホなダイアログを出して起動できなくなったので、PCを新しくしました。

新しいPCに開発ファイルを入れようとしたら、「マイドキュメント」の場所が最初からOneDriveのドキュメント。
開発用の大量で巨大なファイル群をネットで同期されても困ります。

そこで「マイドキュメント」のプロパティを開きます。
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「場所」タグで、C:\Users\(id)\OneDriveとなっているので、「標準に戻す」や「移動」をすれば戻せるはずが、戻せません。

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表示されるエラーダイアログも「同じ場所にリダイレクトできないフォルダーがあるため、フォルダーを移動できません。アクセスが拒否されました。」と内容が意味不明です。

ググってみると、上位に表示されるものが、
レジストリエディタでなおせ
そんな実力行使はやってはいけない

・「標準に戻す」→「移動」で出来た
https://atotamafamily.blog.so-net.ne.jp/2018-08-14
そんなんじゃ、なおんねーよ!
と、役に立たない。

OneDriveの問題なので、きっとOneDriveの中に何かあるはずとOneDriveの設定を探すとありました。(めっちゃ分かりにくい!)
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「自動保存」タブの中の「重要なフォルダーを保護する」
この「フォルダーを更新」ボタンを押すと「重要なフォルダーの保護を設定」という次の画面になります。

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ここで、「デスクトップ」「写真」「ドキュメント」が保護されています。
この機能でOneDriveがマイドキュメントを移動させないように防御しているのです。そんなことこの画面からはまったくわかりません。
↑上の画像は「ドキュメント」の保護を外した画面です。
OneDiriveが、ドキュメントフォルダーが保護できないと赤字で怒っていますが、怒ってるのはこっちだつうの。ふざけんな。

これで保護をはずせば「マイドキュメント」のプロパティーから「標準に戻す」ことができます。
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ほとんどのソフトは、デフォルトで「マイドキュメント」にファイルを保存しようとしますからね。使い方によってはそんなところをデフォで同期されては困ります。
マイクロソフトにはほんと困ったものです。勝手なことをする上に戻す方法も難しい。

まあ、一番の困りものはググってもまともな答えが得られず、おかしな方法ばかり出てくること。