海防戦艦ヴァイナモイネンを作る(1) フレーム

仕事が煮詰まって「なんかちょろっと工作したい!」という発作が起こったので、手頃そうな物をmodelship.jpで注文しました。

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が、届いたのは見たことも聞いたこともない謎の船。
「Väinämöinen」?
finski pancernik obrony wybrzeza
まったく読めない。いったい何語なんだこれ(^^;;;;
注文したのは英国艦だったはずなんだが。

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調べてみると、ヴァイナモイネン(vainamoinen)は、フィンランド海軍が第二次世界大戦前に建造したイルマリネン(ilmarinen)級海防戦艦の2番艦。
冬には海面が凍結するバルト海奥部にある北欧の事情を考慮して砕氷能力を重視した設計になっており、砕氷型艦首となっているそうです。

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艦の大きさに見合わないでかい砲塔にぶっといマスト。
かわいいのです。惚れてしまいましたよ。
modelship.jpの間違いで届いたんですが、連絡して、このままうちの子になってもらうことにしました(笑)

海防戦艦と言えば[azukenさんが作ったタイ海軍のトンブリ級]を思い出します。
これも船体と砲のバランスがかわいいお船です。
海防戦艦は見た目のバランスがアニメ的で、ラジコンで作るにはいいカテゴリなのかもしれません。

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早速、船体フレームを作りますが、ペパクラをそのまま作るとこんな感じになります。
(メンダコさんの[『1/200 海防戦艦 ヴァイナモイネン (ペーパークラフト) その1』]から引用させていただいております)

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中にメカを積めるように、いつものdesignspark mechanicalで、ちゃちゃっとフレーム化します。

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フレームパーツを並べて印刷。
今回は3Dプリントはしないで、パーツを紙で印刷して、各パーツは手作りする方向。

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2mmの合板に張り付けて、カッターナイフでパーツを切り出します。
切りやすいように2mmにしましたが、それでも手が痛くなりましたよ(^^;
次回もこの方法でやるならレーザーカッターを買う。間違いない。

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組み立て。
はじめてにしてはうまいことできました。驚きの精度。
3D CADで設計したので当たり前ではありますが、組み立てはビスマルクを作った経験が生きてます。

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鵜来型海防艦との比較。
高さは鵜来の船首楼と同じくらいで、そのまま艦尾まで続いています。

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全長はちょっと長いだけですが、幅は2倍近くあります。

これはいい1/200ラジコン艦になりそう。