スプリンガー・タグA4 (1)

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千葉みなとマリンフェスタりんたんさんのジバニャンボートと、うちの大和で追いかけっこして遊んだ息子(小学生)がジバニャンボートをいたく気に入りまして、自分も作ると言うので夏休みの工作として作ることになりました。

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このボートはSpringer Tugというもので、同じレギュレーションのボートでボール競技などして遊ぼうというボートらしいです。(たぶん)
実際の規格では、全長45.7cm、全幅20.3cmですが、ジバニャンボートと一緒に遊ぶので、規格より小さいシバニャンと同じくらいのサイズで。
また、材料調達のしやすさを考えてA4用紙サイズ(よりちょい小さめ)にします。
A4サイズなんで、スプリンガー・タグA4と勝手に名乗ります。
(もし商標とかだったらお知らせください。訂正いたします(^^;)

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材料は東急ハンズで調達したバルサ材とヒノキの棒。
このバルサ材は30cmを1単位としてあるので、A4サイズに(29.7cm)にぴったりです。
パルサではまったく強度がありませんが、工事をするのが小学生なのでやわらかいバルサを使用。
強度はFRPで確保する方向で。

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ネットでSpringer Tugで検索して出てくる側面図をA4サイズに拡縮して印刷します。
家庭用のA4プリンターでは、A4めいっぱいの印刷はできないので、左右5mmずつ余白をとって長さ28.7cmmとしました。
これを5mm厚のバルサ材に貼り付けて切り出します。
柔らかいバルサなんで、鋸で適当に切ってカッターナイフで削れば簡単にこの曲線になります。

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このとき出た端材はあとでスケグとして使うのでとっておきます。

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バルサパックに入っている5x5mmの棒を桟木として使います。
横幅は18.5cm。横板の5mmx2と合わせて全幅は19.5cmです。
全長はA4-1cm、全幅はA4-1.5cmとしました。
貼り合わせるのに、200mm以上のバークランプが2、3個あると便利だと思いますが、残念ながら1本しかありません。

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上部にはヒノキの棒で枠を作り内側に接着します。
出ている部分は1.5cmです。

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船底に1mmのバルサーシートを貼ります。
バルサシートは桟木の真ん中でつなぎ合わせるようにします。
バルサの棒にはまったく強度はないので骨にはなりません。
あくまで底板を貼るためのガイドです。

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3枚貼って終了。
かつてない楽すぎる工事です。
通常の船では考えられません。

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ということで、簡単に船体工事完了です。
まったく船体には見えませんね(笑)
山吹色の菓子とか入ってそうな感じの箱です。

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次に、こちらも同じく東急ハンズで購入したA4のスチレンボード。

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スチレンボードをボートのサイズに切って、縁に5mm厚、高さ1.5cmの壁を立てます。

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これでボートの蓋、もとい、ボートのデッキの完成です。
夏休みの工作なんでね。子どもが、この上にスチレンボードを使ってぺたぺたと好きなものを造形しちゃうわけです。
デッキが蓋になっているので、何度でも好きなだけ工作して、上部だけ取っ替えて遊ぶことができるという寸法です。

ということでスプリンガー・タグA4、1日目の工作が終了です。
全6日の作業工程を予定しているので、土日を全部使って、夏休み最終の8/29、8/30に進水という段取り。
ギリギリなんで失敗とかないことを祈ります(^^;